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TOUCH THE HEART : ウィキペディア日本語版
TOUCH THE HEART[たっち ざ はーと]

TOUCH THE HEART(タッチ・ザ・ハート)は、1989年6月25日にアルファレコードから発売された佐藤博のソロアルバム。
== 解説 ==

*本作は全曲日本語詞である。
*レコーディングは、国内録音〔『サウンド&レコーディング・マガジン』1989年7月号〕。
*目黒にあるヤマハAVレコーディング・スタジオが制作の主な舞台となった〔『サウンド&レコーディング・マガジン』1989年7月号〕。
*羽根田征子のアルバム『SORA』のレコーディングが終わると直ちに本作の制作に着手。
*今回のマルチに使用されたのは、ソニーのPCM-3348。本作から48チャンネル録音となった〔『サウンド&レコーディング・マガジン』1989年7月号〕。
*佐藤はこの時点で、「この4、5年はマッキントッシュにストックしてある曲を聴きかえしてみて、新鮮だと思える曲を取り上げるというスタイルを取っており、1曲目の「STOP THE RAIN」は、まさにそのスタイルで取り上げた作品であると述べている〔『サウンド&レコーディング・マガジン』1989年7月号〕。
*コンセプトというものを決めずに制作に臨んだと述懐しているが、佐藤自身、コンセプトという概念がイマイチ理解できておらず、結局人に感激してもらえるか、リラックスしてもらえるかという部分が出ていれば十分であると述べている〔『サウンド&レコーディング・マガジン』1989年7月号〕。
*また、発売当時のインタビューで、「たとえば、トラック数を考えてアレンジを決める、みたいなことは僕はすごいばかげたことだと思うんですよ。4チャンネルしかないシーケンサーという制約の中でアイディアをひねり出すのも、それはそれで面白いとは思うけど、機械の制約に合わせて作るんじゃなく、まずこういうものが作りたいというのが優先であり、ミキサーが何チャンネルあるとか、そんなことはどうだっていい。技術が解決する問題であって、機械の都合に合わせて作りたくない」と述べている〔『キーボードランド』1989年8月号〕。
*2曲目の「Fuzzy Love」のドラムスは青山純が一応全部叩いたのであるが、キック(バス・ドラム)のみプログラミングに、また曲の前半のほうは、スネア・ドラムとフィルインがリズム・マシンに差し替えられている〔『キーボード・マガジン』1989年8月号〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「TOUCH THE HEART」の詳細全文を読む




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